HIROです。

僕たちはだれでも自然治癒力というものを持っています。
これは「全ての生物に兼ね備えられた宇宙からの贈り物」ともいえる力ですが、人間の場合それを有効に使うことができない場合が多いようです。

その原因について探っていきましょう。

 

野生の自然治癒力

ここでは、自然治癒力というものを「生物が本来持っている自然に自分自身を治す力」というように定義しておきます。

 

たとえば野生の動物だったらわかりやすいですよね。
彼ら(彼女ら)は学校に行って勉強したわけでもないし、病院で教えられたわけでもありません。

 

でも、彼ら(彼女ら)がケガをしたとき、治るまでじっと体を休めています。場合によっては食事すらしないことがあります。

まあ、ケガをしていたら食事を探すことすらままならないのですが、必要最小限の動きのとどめて体が治るのを待っています。

 

または、お腹の調子が悪い時は、できるだけ早めに嘔吐して不純物を体から排除しようとします。
犬や猫でもやっていますよね。道端の草を食べて草ごと吐いて胃をキレイにする行動です。

 

お産にしたって、教わったわけでもないのに自分で産んで自分でへその緒を切って、胎盤の排泄までちゃんとできるんですよね。

 

体を休めている間に回復すればまた活動を再開するし、回復しなければそのまま自然に還っていくだけです。

これが野生動物の生命活動です。

 

人間の自然治癒力

では僕たち「人間」はどうしているでしょうか?

 

カゼをひいたら病院に行ってクスリをもらいます。
症状が軽くなるのですぐに動きます。

 

ケガをしたら病院に行って処置をしてもらいます。
痛みが和らぐのですぐに動きます。

 

肩が痛かったら病院に行って湿布をもらいます。
痛みが和らぐので本当の原因がわからないままになります。

 

このように、なにか異常が起きると、病院に行って症状を止めてもらいます。

これって実は自然治癒力を弱めていることにつながっていると思いませんか?

 

自然治癒力というのは体の声を聞くということです。

食中毒の例を挙げましょう。

腐った食べ物があります。

  • 目で見て異常を感じなければ口元に ↔︎ 感じれば捨てる
  • 鼻で異常を感じなければ口の中に ↔︎ 感じれば捨てる
  • 舌で異常を感じなければ胃に ↔︎ 感じれば吐き出す
  • 胃で異常を感じなければ腸に ↔︎ 感じれば嘔吐
  • 腸で異常を感じなければ免疫に ↔︎ 感じれば下痢
  • 免疫が働かなければ命に関わります ↔︎ 働けばアレルギー症状

このように、僕たちの体はちゃんと防衛本能が働いています。
自然治癒力というのは、こういった防衛本能もふくめた、生命活動そのものなんです。

 

でも、食べ物の見栄えをよくする着色料、いい香りをつける香料、うまみ成分を付け足すグルタミン酸ナトリウムのような添加物。。。
これらは体が本来持つ防衛本能を低下させますよね。

さらに、悪いものを食べてお腹こわして
下痢止め薬や整腸剤を常習的に飲んでいるとどうなるか?

防衛本能はどんどんやる気をなくしていきます。

 

「私は必要ないのね」

 

とスネていきます。

 

これが自然治癒力の低下につながっていくんです。

 

痛みは自然治癒力そのもの

痛みについても同じことが言えます。

僕たちは痛いのがイヤです。

テレビでも痛みを止めるためのクスリがたくさん紹介されています。

 

でも、痛みというのは、体の異常を知らせる防衛反応です。
自然治癒力の流れの一つといってもいいでしょう。

痛みがなければ、自然治癒力が働かないからです。

 

この痛みをむやみに止めていたらどうなるでしょう?
一日中、365日、ずっと湿布をしていたらどうなるでしょう?

  • 痛みの感覚は薄れ
  • 本来の異常は見逃され
  • 体はさらに警告を出すために痛みを強くする

良くなるはずがありません。

 

そうです。

自然治癒力を低下させる原因というのは、薬の乱用です。

クスリが悪いのではなく、むやみやたらにクスリを使っているのが悪いのです。

あなたの周りにあるクスリは、本当に必要なものなのでしょうか?
見つめ直しておくことが必要だと思います。