長谷川氏の騒動の論点
HIROです。
最近、長谷川豊さんというフリーアナウンサーの言動が話題になっているようですね。
いろいろ言いたいことを殻に包まずに直球で投げてくるので、論争が起きやすいみたいです。
その騒動を見ていると、どうも長谷川氏をたたく人達や、それを報道する人たちによって、なんとなく論点がずれてきている気がしてなりません。
日本のお国柄なんでしょうか?
肝心のところを素通りして、言葉尻を捉えて
- 「悪意のある言葉」とか
- 「心を傷つけた」とか
そういう話にすり替えてしまっている気がします。
しかし、長谷川さんの伝えたかったことは、
「社会保障制度を根底から変えていかないと、その制度自体がなくなってしまうよ」
ってことだったと思うのです。
どうせなら、この議論をもっと本格的にしていく必要があるのではないでしょうか?
「そんなことわかっているよ」
と、言われそうですが、現状認識と未来予測をした上で、少し考えてみたいと思います。
社会保障費の現状と今後の見通し
財務省ホームページに
今後の社会保障費用について説明があります。
それによると、
- 平成25年度社会保障に使ったお金は110.6兆円
- 内訳は年金(53.5兆円)、医療(36.0兆円)、介護(21.1兆円)
- 平成37年度予想は、145.8兆円
- 収入源である社会保険料ではまかなえない部分が拡大
- その分の税金からの支出が拡大
というようなことになっています。
こういうデータを見るだけで、
だいじょうぶなの?
と、思ってしまうのはボクだけでしょうか?
サラリーマンをしていた頃、給料から天引きで引かれていた社会保障費ですが、
フリーになってからでも、役所からくる社会保障税とう名の高額な取り立てがあります。
そんな社会保障に関する税金ですが、どんどん値上がりしていくという
なんともいえない悔しさ
を感じたことはないでそうか?
僕は、今後のことを思い巡らすと、なんとなくイヤな感じがするんですよね。
社会保障制度は破綻しているのか
試しに、「社会保障 破綻」というキーワードでグーグル検索をかけてみます。
そうすると、「破綻するかも」というよりは、「すでに破綻している」といった論調で書かれている記事が多いのが目に付きます。
それぞれの言い分があると思うので、ここで僕が正解か不正解かを判断することは避けます。
しかし、世の中の空気がそちらに、つまり「すでに社会保障制度は破綻している」という見方に流れつつあるということは、傾向としてみることができます。
社会保障制度が破綻したらどうなるか
山本さんという方のサイトで旧ソ連の例を出していました。
(旧ソ連は実際に社会保障制度が破綻した経験があります)
それによると、
- まずは急性期医療の必要な人
- 次に慢性的に処置の必要な人
への医療が、おこなわれなくなったそうです。
まず前提として、医療というのはお金がかかります。
適切な医療というものは、たくさんの専門職の働きがあって初めて成り立つサービスだからです。
なので、そういった医療機関で働く人たちへの給料が払われなくなったり、医療をおこなうための設備運営ができなかったり、医薬品を購入できなくなったりすると、たちまち
医療サービスはストップします。
そうなると、カラダの弱い、まさに弱者からその影響は大きくなってくるわけです。
国内では、北海道の地方都市(夕張市)でそういう例がありましたよね。
*ちなみに夕張市では、医療サービスが手薄くなったのに関わらず、死亡率、救急搬送回数、医療費が下がったそうです。やめてもいい無駄な医療行為が、今の医療には含まれている証だと言われています。
自分の身は自分で守る覚悟
社会保障の話をすると、政治が悪いとか、役所の怠慢だとか、そういう方向に話がいってしまいます。
でも、政治家や役人に任せる構造こそが、このような状態を作っている気がしてなりません。
たとえば、TPPというものがありますよね。
あれの大きな目的の一つに
「アメリカの医薬品業界や保険業界が、日本に参入しやすくする」
というものがあります。
知らなかったですか?
知らなかったとしても仕方ないかもしれません。
わざと知らされないからです。
こういった情報は。本当のところは、隠されます。
あえて公表しようとはしません。
つまり、一般の大衆には知らされないようにしているんです。
このような情報操作の犠牲にならないためにも、ボクたちは、そろそろ、ちゃんとした情報を知って、その情報の本当の意味を理解する必要があります。
政府がなぜ、副業を奨励し始めたか。
これは、「自分の身は自分で守れ」ということを、遠回しに伝えています。
あなたの健康を、そして、あなたの愛する人の健康を、
- 国に任せるのではなく
- 役人に任せるのではなく
- 病院に任せるのではなく
- 医者に任せるのではなく
「自分で責任を持って守る」と言う決意が必要ではないでしょうか。
病気になった時に病院に行って薬をもらってはい終わり
ではなく、
- なぜ体調を崩したのか
- 生活に原因はなかったか
- 食べ物に原因はなかったか
- 置かれている環境に原因はなかったか
そういったことを自分で考えてこそ、カラダからのサインを見つけることができます。
あなたのカラダを、あなたが守ることができます。
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