HIROです。

 

平均寿命とか、健康寿命というような言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「平均寿命」というのは、生まれてから死亡するまでの年数をいいますが、それに対して「健康寿命」というのは、健康で生活できるまでの年齢のことを表しています。

 

平均寿命と健康寿命の差

 

厚生労働省の資料によれば、平均寿命を健康寿命の差は、次のようになっているそうです。

 

平均寿命と健康寿命

出典 厚生労働省資料

 

この資料をもとにして(平成22年のデータを基にしたものですが)、平均寿命と健康寿命を男女別で表にしてみました。

 

平均寿命 健康寿命 不健康で生きる年数
男性 79.55 70.42 9.13
女性 86.30 73.62 12.68

 

つまり、日常生活になんらかの不便を抱えながら、生きていく年数が、平均して10年前後もあるということです。

 

僕の場合、長い間、医療機関で働いていたので、そのような人たちばかり見てきました。

しかし、一般的にみても、これだけの年数も、不自由を強いられる場合がある、というのは、やはり驚きです。

 

しかしもちろん、これはあくまでも「平均値」です。

「障害を持った程度」でいえば、ある程度正規分布に従うといわれています。

 

正規分布とは、次のようなグラフです。

 

正規分布
ウィキペディア「正規分布」より引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/正規分布

 

つまりは、「平均10年程度の、不健康な時期」があるとして、その分布にはかなりのばらつきがあると予想されるわけです。

 

正規分布のグラフでいえば、左側の「−2σ」「−3σ」あたりがとても不健康なグループで、右側の「2σ」「3σ」あたりが、超優良健康体のグループになります。

そして「−1σ」〜「1σ」の間にいるグループが、だいたい平均並みの健康体でいるということです。

 

さて、では何故、このようなばらつきが出てくるのでしょうか?

 

それが健康格差というものだからです。

 

 

健康格差

健康格差というのは、生活している環境や持っている知識などが原因となって生じる、不平等な健康の状態をいいます。

 

誰でも同じように生まれてきます。

しかし、どういった家庭に生まれてくるのか、生まれてからどのような教育を受けるのか、どのような人たちと交流も持つのか、ということによって、その人の健康に対する意識が全く変わってきます。

 

特に、中年以降からその差が出始め、老年期には、「超不健康」と「超健康」の人たちが続出してきます。

 

このような傾向を、「健康格差」と呼んでいるのです。

 

日本の場合、国民皆保険制度があるから、すべての人がちゃんとした医療を受けられる、と思っているのは間違いです。

 

たとえば、「まったくクスリや器具を使わずに、自分の治癒力を使って病気を治す方法がある」という情報は知っていますか?

こういった情報は、現代の公的な日本の医療の中では、絶対に広まりませんよね。

知っている人は自分の力で健康になれるし、知らない人は病院でクスリ漬けにされるだけです。

 

そのような情報を、取り入れていく能力を「健康リテラシー」といいます。

 

 

健康リテラシー

健康リテラシーは、ヘルスリテラシーという表現をされることが多いですが、どちらも同じことです。

 

健康格差が、生活環境に左右されることが多い傾向にありますが、そのような格差を打開するための秘訣が、「健康リテラシー」なわけです。

 

健康リテラシーとは、健康に関する、本当の情報を、手に入れ、理解し、実践する能力です。

 

これらの要素のどれかが足りなくても、本当の健康にはなり得ません。

 

まず、情報を入手できなければいけないですよね。

情報は、テレビなどのマスメディアなどでは、本当に役立つ情報を手に入れることはできません。

ネットをしつこいくらい調べるか、よく知っている人に聞くか、お金を出してちゃんとした人に聞きにいくか、という手段を取らなければ手に入りません。

 

なんとかして手に入れた情報でも、それを理解する能力がなければ、宝の持ち腐れです。

目の前に、自分の自然治癒力を高めてくれる人が現れたとしても、「西洋医学しか信じられない」といって拒絶してしまえば、そこでもう終わりです。

人間は、自分の信じてきたもの以外のものに出会ったときに、「とりあえず受け入れる」か「完全に拒絶する」の2パターンしか取れないものです。

この分岐点が、健康格差を広げていくのです。

 

そして、最後は、実践です。

情報を手に入れた、理解した、しかし、それを日常生活に活かしていかなければ、健康になれるはずがありません。

 

いくら「糖質制限ダイエットはからだにいい」と知っていたとしても、毎日たらふく白米を食べていたのでは、血糖の急激な変動による血管の炎症で、なんらかの病気になるのは目に見えています。

 

 

経済格差と健康リテラシー

一般的には、このような健康リテラシーは、経済的に余裕のある層ほど高い能力があるといわれています。

確かに、お金に余裕のある人たちは、健康にも気を配るかもしれませんよね。

 

しかし、僕の経験上、そうとは言い切れないこともしばしばありました。

 

ある会社社長は、タバコ、酒、パチンコをやめられず、いつも具合が悪そうでした。

ある議員さんは、不健康な生活習慣が続き、脳に病気を持ってしまいました。

ある病院院長は、美味しいものをたらふく食べ過ぎて、糖尿病になってしまいました。

あるトップアフィリエイターは、毎日パソコンに向かい過ぎて、精神を病んでしまいました。

 

 

例を挙げればきりがありませんが、裕福であるからといって、健康に対する意識が高いわけではないんですよね。

 

もちろん、経済的に苦しくて、いつも安売りの総菜パンばかり食べていたのでは、不健康になるのは目に見えています。

しかし、だからといって、経済的に裕福でも、不健康な人はいるんですね。

 

僕の理想としては、やっぱり、健康であり、裕福であることです。

どんなに稼いでも、健康にだけは投資していきたいですよね。