HIROです。

前回は、「アブラは悪なのか?」というお話をしました。このテーマはとても奥が深いので、何回かに分けて説明していきたいと思います。

今回はエネルギー源とココナツオイルについてです。

 

カラダに必要なエネルギー源

エネルギーというと悟空の「元気玉」を思い浮かべるかもしれませんが(しませんね(^_^;A)、おもちゃが電池で動くように、僕たちが生きて活動していく上で必要なものです。

電池の代わりに何をエネルギーとしているのかといえば、糖分かケトン体を使っています。詳しくいえば、

  • ブドウ糖:ご飯などの炭水化物や果物の糖分
  • 糖新生:タンパク質(肉や魚など)が糖分に変化
  • ケトン体:脂肪を分解して利用している

となっています。使われやすさでいえば、ブドウ糖が一番早くて、ケトン体は糖分がなくなってしばらくしてから「よいこらしょ」と重い腰を上げてきます。

よく世の中で言われている言葉に、「朝ごはんをしっかり食べないと頭が働かない」とか「頭を回転させるために甘いものが必要」というのがありますが、こういったことが背景にあるんだと思います。

 

エネルギー源として糖質は優等生か

脳はエネルギーとして糖質しか受け付けない

というのが僕が医学の勉強をしているときに教わったことです。脳関門というものがあって、特別ま物質しか受け付けないらしいです。

でも、実は、今ではその常識はまったく覆されています。

ケトン体が有効に働くとか、脳にもリンパがあるとか(ウィルスがいる可能性が高まっています)、再生されないはずの脳細胞が再生される見込みができたとか、

過去の常識は現在では常識ではなくなっているんですね。

そういう中で、いつまでも糖質神話に頼っていてはいろいろと不都合が出てくるわけなんです。

その不都合の最大のものは、インスリンの過剰な働きです。

糖質が体内に入ると、急激に上昇した血糖に対し、インスリンが大量に出て血糖値を下げようとします。そのおかげで血糖値の変化が急激になり、頭がぼーっとしてきます。膵臓も疲れ果ててしまいます。さらに、余った糖は、中性脂肪となり肝臓に蓄えられます。

ここ大事です。

余った脂肪が中性脂肪になるのではなく
余った糖が中性脂肪になるんです。

 

こう考えていたら、

現代の食生活において、糖質優先のエネルギー摂取は問題があるんじゃないの?

といいたくなってきます。

 

脂肪をエネルギー源にする

糖と違い、脂肪は血糖値を上げることもしませんし、しっかりとケトン体に代わってくれさえすれば、長持ちするエネルギーになってくれます。もちろん、脳でも使えます。

そもそも脂肪は、細胞膜を構成したり、組織を修復するのにとても重要な役割を持っています。

では、脂肪とはなんなのでしょう?

「あぶら」というものは、炭素の結合体である「脂肪酸」と接着剤の役目を持つ「グリセリン」からできています。その結合の仕方から、飽和脂肪酸とか、不飽和脂肪酸とかいわれ、結合する鎖の長さから、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸という名前がついたりします。

これらの分類で、「アブラ」というものは実はいろいろあるんです。

そのいろいろあるアブラの中で、積極的に摂取したほうがいいものと、できるだけ避けたほうがいいものがあって、そこらへんの情報の取り方が健康と不健康を分けたりするんです。

 

ココナツオイルの特徴

ココナツオイルまたはココナツアブラは、アブラの種類で言えば、飽和脂肪酸のうち、中鎖(一部長鎖)脂肪酸になります。こう言われてもわからんですよね。

つまり、常温で固形になりやすい性質(飽和している)があり、食べてもすぐに分解される(鎖が長くない)ので、ケトン体に変換されやすい性質を持っています。その変換しやすさから、もともとあるカラダのアブラも一緒に変換してくれるという期待も出てきます。

なので、ダイエットにいいとか、痩せやすいとか、お通じがいいとか(お腹を下しやすい傾向もあり)いわれていて、女性に人気のオイルなんです。

実際、料理にも使える性質があるので、いろいろと便利なアブラです。

 

今回はこの辺で。